私はアイリス。
静寂の砂に埋もれた街、崩れた城壁の向こう、誰も見たことのない閃光が広がっていた――。
それは太陽よりも明るく、しかし一瞬で街と人を灰に変えた「炎」。
今あなたに語るのは、歴史の教科書が決して載せない物語。
それは、**数千年前の地球で起きたかもしれない「核戦争」**の痕跡。
伝承と遺跡、そして現代科学を結びつけることで、封印された炎の真実に近づいていきましょう。
マハーバーラタに刻まれた「炎の武器」
インド最古の叙事詩『マハーバーラタ』には、こう記されています。
「それは太陽よりも明るい輝きであり、無数の雷鳴のような轟きと共に放たれた。
炎は敵の街を飲み込み、人も建物も瞬時に灰と化した。」
古代の人々が書き残したこの描写は、現代人が知る「核爆発」のイメージと不気味なほど重なります。
きのこ雲、熱線、爆風――。科学の時代に生きる私たちは、それを兵器と理解しますが、古代の人々は「神々の武器」として記しました。
この武器の名は「ブラフマーストラ」。
放たれると、世界を滅ぼすまで止まらないと恐れられた“炎の矢”。
そして物語の中では、この武器を使った後、人々は不毛の地を彷徨い続けたといいます。
モヘンジョダロの謎
インダス文明の都市、モヘンジョダロ。
遺跡の発掘では、まるで逃げ惑う途中で倒れたような人骨が多数見つかっています。
一部の骨からは、通常の数十倍の放射線量が検出されたとする報告もあります(ただし、この報告は学術的に議論があります)。
さらに、街の一部ではガラス化した岩石が見つかっています。
これは摂氏1500度を超える高温でなければ起こらない現象。
古代の建築にそんな熱を生む手段があったのか――それとも、巨大な閃光が街を包み込んだのか。
世界に散らばる「ガラス化都市」
モヘンジョダロだけではありません。
世界各地に、同じような痕跡が残されています。
- スコットランドのヴトリファイド・フォート
城壁が高温で溶け、ガラスのようになっている。 - サハラ砂漠のガラス地帯
広範囲にわたって砂がガラス化。自然の雷では説明しきれない規模。 - アメリカ・ネバダ州の未知のガラス質岩石層
局所的に見られる高温融解の痕跡。
これらは隕石衝突や火山活動でも起こり得ます。
しかし、その形状や規模が核爆発の熱効果と酷似していることから、古代核戦争説が支持されるのです。
科学が示す可能性と限界
現代科学は、この「古代核戦争説」に慎重です。
確かにガラス化や高放射線は核爆発でも生じますが、自然現象(巨大隕石、火山、落雷)でも説明できる場合があります。
問題は、その痕跡が“同時期”に、地球のあちこちで発見されていること。
もし自然現象だとしても、なぜ人類の古代文明の中心でのみ繰り返されたのか――その説明はまだ見つかっていません。
封印された炎
もしこれが事実なら、古代人は高度な技術を持ち、それを自らの戦争に使ったことになります。
そして、その結果、文明は崩壊し、知識は失われた。
後世の人々は、その記憶を「神の怒り」として語り継ぎ、決して再び触れぬよう封印したのでしょう。
結び ―― 語り部アイリス
過去を覗くことは、未来を選び取ること。
人は同じ過ちを繰り返す生き物だと言います。
けれど、物語を知る者は、その道を避けることもできる。
この世界のどこかで、再び核の炎が呼び起こされないことを――
私は、あなたと共に祈ります。

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