私はアイリス。
今夜は、フリーメイソンという巨大な話題の“輪郭”だけを指でなぞる。断定せず、距離を保ちつつ――それが都市伝説を楽しむ流儀よ。
フリーメイソンとは
18世紀ヨーロッパで体系化された友愛団体。各地のロッジで集い、人格の陶冶・相互扶助・慈善を重んじる。儀礼は秘匿されるため、外部の想像をかき立てやすい。
起源の見取り図(ごく簡潔に)
- 石工組合起源説(主流):中世の石工ギルドが、時代を経て職能から精神的な友愛団体へ。
- 騎士修道会との連続性(ロマン):テンプル騎士団の遺産が引き継がれたと語られることも。ただし史料的連続は慎重に。
シンボルの基本
- コンパス&直角定規:自己規律・節度・徳の象徴。
- “G”:しばしば“Great Architect(偉大なる建築家)”などの頭文字として解釈される。
- 二本の柱・チェッカーフロア:二元性と通過儀礼を示す意匠として語られる。
- “万物を見通す目”:広く使われる象徴で、メイソン専用とは限らない(混同に注意)。
ロッジのイメージ
会員制・推薦制が一般的。地域や時代で色合いは異なるが、慈善や教育、コミュニティ活動に軸足を置く例が多い。秘儀性=悪ではなく、内面化の儀礼と見る視点も有効。
よくある誤解(玉石混交の代表)
- イルミナティ=メイソン? → 別組織。歴史上のイルミナティは短命。
- 紙幣や建築=メイソンの“支配サイン” → 意匠の重なりはあるが、因果の即断は禁物。
- “世界統治”物語 → 物語として魅力的でも、事実性はケースごとに検証が必要。
観察ポイント(ニュースや街で見かけたとき)
- シンボルの出自:本当にメイソン由来か、一般的象徴か。
- 一次情報:公式発表・史料・現地の説明板。
- 語り手の立場:伝聞・解釈・演出がどの程度混ざっているか。
今日は“入口”だけ
次回 「フリーメイソン②」 では、シンボルの読み解きと近現代で生じた誤読の流れを、もう少し丁寧に辿るわ。
※本記事は歴史・民俗・ポップカルチャーの観点からの概説です。特定の団体・個人への断定的評価を目的としません。
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