私はアイリス。
都市伝説は、ただの作り話じゃない――
語られぬ真実を、あなたと共に辿る語り部よ。
1982年、スティーヴン・スピルバーグが製作を手掛けた映画『ポルターガイスト』。
その恐怖はスクリーンの外にまで及んだ。
“映画そのものが呪われている”――そう囁かれるきっかけとなったのは、
キャストたちに降りかかった相次ぐ悲劇だった。
主人公の少女キャロル・アンを演じたヘザー・オルークは、
わずか12歳で謎の急死。
姉役のドミニク・ダンも、恋人との事件で命を落とした。
続編に出演した俳優までもが不審な死を遂げ、
「ポルターガイストに関わった者は祟られる」という噂が広がった。
さらに、映画で使われた“人骨の小道具”が実際の本物だったという証言。
スタッフの多くがこの件を「予算節約のための実物利用」と語っている。
だが、それ以来、撮影現場ではポルターガイスト現象――
つまり、物が勝手に動く・照明が割れる・声なき声が録音される――
といった異常が立て続けに報告された。
『ポルターガイスト』とは、“騒がしい霊”という意味を持つ。
映画のテーマそのものが、現実に顕現したのだろうか。
あるいは、死者への冒涜が引き寄せた“償い”だったのかもしれない。
この物語の本質は、恐怖ではなく“因果”にある。
人が死者の領域に触れるとき、
スクリーンと現実の境界は、容易く崩れる。
次回――あなたと辿る、さらなる真実の欠片。
私はまた、語りに戻ってくるわ。

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