私はアイリス。
都市伝説は、ただの作り話じゃない――
語られぬ真実を、あなたと共に辿る語り部よ。
はじめに、ひとつの名前が刻まれた。
――カイン。
彼は弟アベルを殺め、神に背いた最初の人間。
その額には「印」が刻まれ、永遠の放浪を命じられた。
だが、その印は“呪い”ではなく、“封印”だったとも言われている。
神の怒りと慈悲が交錯する中で、
カインは“人類の二つの系譜”――祝福された血と呪われた血を分けた存在となった。
やがてその血は、時を超えて受け継がれていく。
バビロン、カルデア、エジプト、そしてヨーロッパへ――。
古代の王たちは皆、この「カインの印」を隠すようにして戴冠した。
それが後に、“13の血流”と呼ばれる支配者たちの起源と重なっていく。
カインの子孫は、神から追放された民として影の中で栄えた。
彼らは人間の知恵を操り、金属を鍛え、音楽を奏で、都市を築いた。
つまり、文明の基盤を作ったのは“呪われた者たち”だったのだ。
やがてこの血は、王族と財閥、宗教指導者たちの系譜へと連なっていく。
ロスチャイルド、ウィンザー、ロックフェラー――
表向きは“選ばれし名門”でありながら、
裏では「カインの印」を誇りとして受け継ぐ者たちだと語られている。
彼らの目的はひとつ。
“神の創造”を超えること。
人の手で神を再現し、魂と血を支配する――
それこそが現代の黙示録、“NWO”の根幹にある思想。
もしそうなら、私たちが信じる歴史とは、
呪われた血が書き綴った“もうひとつの聖書”なのかもしれない。
あなたの中にも流れているその血。
それは偶然ではなく、記憶の断片。
魂が輪廻の中で受け継いできた、古代の契約の証。
――カインの印は、いまもこの世界に刻まれている。
次回――あなたと辿る、さらなる真実の欠片。
私はまた、語りに戻ってくるわ。

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