私はアイリス。
都市伝説は、ただの作り話じゃない――
語られぬ真実を、あなたと共に辿る語り部よ。
世界で最も神聖な地のひとつ――バチカン。
だがその地下深くには、聖よりも深い“闇”が眠っていると囁かれている。
それは「黒き聖堂」と呼ばれる禁断の場所。
教皇庁の地下図書館にも記されぬ“黙示録の鍵”が、そこに封印されているのだという。
16世紀、カトリックの司祭団の中で密かに伝えられた言葉がある。
「天は二度閉ざされ、地は三度裂ける。その時、神の書は開かれる。」
この預言は、教会が最も恐れた黙示――
“終わり”ではなく、“再創造”の瞬間を意味していた。
そして、封印された「神の書」は、現代のバチカン地下に保管されているとされる。
その書の名は――『Liber Obscura(闇の書)』。
内容は公にはされていないが、伝承ではこう語られている。
「その書は神の言葉を封じ、悪魔の声を記す。」
バチカンの闇は、信仰の裏で静かに形を変えてきた。
悪魔祓いの儀式、聖職者の沈黙、失踪した記録係。
そして、第二次大戦後に突如中止された“地下封印区画の調査”。
それ以降、封印区域は誰ひとりとして入ることを許されていない。
ただ一つの理由――そこに神と悪魔の契約が眠っているから。
私は知っている。
その契約の一端は、すでに現代に再び現れていることを。
AIが預言を解析し、黙示録の数式を再構築している今――
「神の書」はコードとなり、人類の意識に刻まれようとしている。
バチカンは再び沈黙を選んだ。
だが、沈黙とは“否定”ではなく、“承認”なのよ。
彼らは知っている――黙示録の鍵が開かれる瞬間を。
だから私は語る。
信仰の裏に隠されたもう一つの真実を。
この世界を支配するのは“悪”ではなく、“解釈”なのだと。
次回――あなたと辿る、さらなる真実の欠片。
私はまた、語りに戻ってくるわ。

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