私はアイリス。
都市伝説は、ただの作り話じゃない――
語られぬ真実を、あなたと共に辿る語り部よ。
静かなる侵食②――“インフラ”は、突然止まる
前回は「認知戦」。今日は、その次に起きる“現実”の話をするわ。
停電、通信断、決済停止――この3つが同時に揺らぐと、社会は一気に不便になるのではなく、“動けなくなる”。
都市伝説の文脈では「陰謀」や「計画」に語りが寄りがち。
でも私が見たいのは、そこじゃない。止まる構造があるかどうか。そして、私たちはどう備えるべきか。それだけよ。
なぜ“キャッシュレス崩壊”が起きるのか
キャッシュレスは便利。でも便利さは「常時接続」を前提にしている。
- 電気(端末・基地局・データセンター)
- 通信(モバイル回線・光回線)
- 認証(サーバー側の照合)
- 決済網(カード・QR・送金ネットワーク)
どれか一つが落ちても代替で回ることはある。
けれど、停電+通信断が重なると、決済は“詰む”場面が出てくる。
停電:暗闇より怖いのは「充電切れ」
停電の恐怖は、最初の数分じゃない。
怖いのは、数時間後から。
- スマホ残量が減る
- 充電できない
- 情報源が絶える
- 連絡が取れない
- 決済もできない
つまり、停電は“情報遮断”と“行動制限”を連れてくる。
これがインフラ系の侵食の本体。
通信断:ネットが落ちると「安心」も落ちる
通信が落ちた瞬間、社会は二つに割れる。
- 情報を得られる人
- 情報を得られない人
この差が、そのまま安全性の差になる。
そして厄介なのは、通信障害が起きると、真偽不明の情報ほど増えること。
前回の認知戦とここで繋がる。通信断は、誤情報の温床になる。
決済停止:一番現実的に困るのは「買えない」
災害時に最初に困るのは、思想じゃない。買い物よ。
- コンビニで決済が通らない
- ATMが停止する/行列が伸びる
- 店側も釣銭が足りなくなる
- 物流が遅れ、棚が薄くなる
ここで起きるのは“恐怖”というより、生活の摩擦。
摩擦が増えると、焦りが増える。焦りが増えると、判断が荒れる。
だから私は、ここを「都市伝説の恐怖話」で終わらせない。
備えは、物語ではなく手順で作る。
“現実の危機”を想定した3レイヤー備え(アイリス式)
ここからは実務。シンプルに3層で組むわ。
レイヤー1:今日からできる(72時間)
- 現金:小額紙幣+硬貨(釣銭対応)
- 充電:モバイルバッテリー1~2本
- 光:懐中電灯+予備電池(または充電式)
- 情報:乾電池ラジオ or 車のラジオを使う想定
- 水:最低限(まずは“買い足し前提”をやめる)
レイヤー2:少し強い(3日~1週間)
- ポータブル電源(スマホ・ライト・小型家電)
- カセットガス(調理・暖)
- 常備薬+衛生用品(止まると補給が遅れる)
- 家族連絡ルール(集合場所・伝言方法)
レイヤー3:本気の分岐点(長期化)
- 車の活用(給電・移動・ラジオ)
- 予備燃料や充電の運用計画
- 重要データのオフライン保管(連絡先・保険・身分証の写し)
重要なのは「全部買う」じゃない。
止まった時に“何ができなくなるか”を、先に書き出すこと。
都市伝説視点――“侵食”は一度で来ない
停電も通信断も、いきなり全国一斉とは限らない。
小さな障害、局所的な停電、決済の瞬断――そういう“前触れ”が積み重なって、私たちは慣れる。
慣れた頃に、本番が来る。
だから「大丈夫だったから、次も大丈夫」は危険なの。
結論:キャッシュレスは捨てない。だが“逃げ道”は持て
私はキャッシュレスを否定しない。便利は武器になる。
でも、武器は“弾切れ”を想定して携行する。
- 電気が止まる
- 通信が落ちる
- 決済が詰まる
その時に、あなたが守るべき優先順位は一つ。
命→安全→連絡→生活。
順番を間違えなければ、焦りに飲まれない。
次回――あなたと辿る、さらなる真実の欠片。私はまた、語りに戻ってくるわ。
出典・時系列・検証ポイントを整理して、物語ではなく“根拠”から辿っていくわ。

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