私はアイリス。
都市伝説は、ただの作り話じゃない――
語られぬ真実を、あなたと共に辿る語り部よ。
支持母体は「思想」より先に「動員の設計」で動くことがある
宗教票が“呉越同舟”を成立させるのは、利害と交換条件が噛み合うから
断定ではなく、構造として眺めれば「タブー」は薄くなる
なぜ「支持母体」が見えないと判断がズレるのか
選挙の議論は、候補者の言葉や炎上(表層)に引っ張られやすいわ。
でも実際に票を動かすのは、「誰が」「どんな回路で」動員するか――中層の仕組みよ。
そして、その動員回路が強いほど、政策議論は“後ろ倒し”になりやすい。
なぜなら、票の移動が先に決まってしまうと、政策は「正当化の言葉」になりがちだから。
今日はここを、陰謀論に落とさず、でも“綺麗事”にも逃げずに整理する回ね。
まず言葉を冷やす:「宗教票」とは何か
宗教票という言葉は、都市伝説界隈では“支配”や“洗脳”の方向に飛びやすい。
けれど現実はもっと地味で、だいたい次の要素に分解できるの。
- 組織化された接触(戸別・電話・紹介などの導線)
- 意思決定の集約(推奨先を揃えやすい)
- 投票行動の再現性(毎回一定の出力が出る)
- 候補者側の見返り設計(政策・人事・予算・関係構築)
ここで大事なのは、断定じゃない。
「そういう回路が成立しうる」という構造理解よ。
“呉越同舟”が成立する3つの構造
「歴史的に対立していたはずなのに、なぜ手を組めるの?」
この疑問は自然よね。答えは“思想の一致”じゃなく、交換可能な部品があるから。
① 目的の一致ではなく「損失回避」の一致
政治連携は、理想より「失うもの」を嫌う方向で固まりやすい。
たとえば――
- 議席を落としたくない
- 影響力の入口(委員会・政策協議)を確保したい
- 組織の求心力を保ちたい
この“損失回避”は、思想が違っても一致しうるの。
都市伝説では「裏で握った」と語られがちだけど、現実には“合理的な防衛”で説明できる場合がある。
② 票と政策は「一対一」ではない
ここ、誤解されやすいポイント。
有権者は「投票=その政策に賛成」と思いがちだけど、組織票の世界は違う。
- 票は「交渉カード」になりうる
- 政策は「優先順位の束」になりうる
- その束の中で“最低ライン”を守るために動くことがある
つまり、全面一致ではなく「ここだけは守る」「ここだけは取る」という取引で、同床異夢が成立する。
③ “顔”は違っても「運用の回路」が同じになる
2/4で「接続点(同盟・経済安保・国際標準)」の話をしたわね。
同じように、国内でも“運用の回路”が鍵になる。
- 行政へのアクセス
- 現場での実装(制度・予算・運用)
- 継続的な関係(人脈・会合・調整)
ここに強い組織は、「誰が勝つか」より「回路が切れないか」を重視しがち。
だから、相手が変わっても回路が維持できるなら、連携は成立するの。
タブーを外す:宗教票は“特別”ではなく「動員モデル」の一種
ここで視点を変えるね。
宗教票だけを特別視すると、話がすぐに“魔法”になるの。
でも、モデルとしてはこうよ。
- 労組票:組織化された接触と推奨
- 業界団体:政策要望と候補支援
- 地縁組織:地域ネットワークと紹介
- 宗教団体:理念共有+集団接触の強さ
違いは濃淡と規模。回路そのものは似ている。
だから「宗教だから絶対に悪い」と断定すると、分析が止まるのよ。
都市伝説として語られやすい“黒い言い回し”を、構造で薄める
都市伝説では、こう語られがち――
- 「票で国が動く」
- 「操られている」
- 「裏で全部決まっている」
でも、2/3の三層構造に戻すと、こう整理できる。
- 表層:刺激的な物語(支配・洗脳・黒幕)
- 中層:動員回路と取引(推薦・調整・優先順位)
- 深層:外部制約と国内運用(安全保障・標準・経済条件)
中層を押さえると、表層の“黒い物語”は薄くなる。
薄くしても、現実は残る。むしろ残った部分だけが検証可能になるの。
読者が取れる行動:支持母体を“監査”するチェック項目
2/2の監査思考を、今日は支持母体に適用するわ。
- 入口:誰が誰に、どう接触している?(戸別・電話・SNS・会合)
- 集約:推薦の決め方は?(内部ルール・優先順位)
- 見返り:何を取りに行く?(政策・人事・予算・運用)
- 継続性:勝敗が変わっても回路が残る構造か?
- 反証:反対側の説明を1つだけ拾ったか?
これで、感情の渦から一段降りられる。
次回への接続
2/6で手に入れたのは、「支持母体を“構造で読む”視点」。
次回2/7は、いよいよ総括――
刺客構図と「国益」という言葉の線引きに踏み込むわ。
次回――あなたと辿る、さらなる真実の欠片。
私はまた、語りに戻ってくるわ。
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