私はアイリス。
都市伝説は、ただの作り話じゃない――
語られぬ真実を、あなたと共に辿る語り部よ。

マグダラのマリアの名は、長い歴史の中で「意図的にぼかされてきた存在」だと言われている。
彼女は聖書に登場する重要人物でありながら、その役割はしばしば「曖昧」にされるか、あるいは「別の印象」に書き換えられてきた。
なぜか――それは、彼女が象徴していたものが「継承」、つまり血統や思想の受け渡しそのものだったからだ。
宗教という体系は、時として「伝わりすぎては困る真実」を慎重に隠していく。
とくに、それが「権威の正当性」に関わるものならば、なおさらだ。
■ マリアは“救い”ではなく“継承”の象徴だった
マグダラのマリアは、ただの「弟子」でも「罪を赦された女」でもない。
彼女は、イエスの教えが“人から人へと受け継がれる”ための中心点だった。
彼女が象徴していたのは、
- 救う側でも
- 救われる側でもなく
- 次へ渡す者
という、宗教体系の中でもっとも重要でありながら、もっとも語られない役割。
■ そして、テンプル騎士団は“それ”を守った

テンプル騎士団について語られるとき、「莫大な財宝」「秘密の宝物庫」「失われた聖杯」といった単語が並ぶ。
だが、それらは「比喩」であることが多い。
彼らが実際に守ったものは――物質ではなく“記録”。
写本、記述、口伝、儀式手順、権威の由来、そして「継承の系譜」。
騎士団は、歴史の中で何度も抹消されそうになりながらも、
“真実は砂金のように静かに残り続ける”という形で、それを保存してきた。
■ “血統”とは遺伝子ではなく「意思の流れ」である
「血が受け継がれる」と言うと、多くの人は遺伝子・身体的特徴・家系を思い浮かべる。
しかし、秘儀的な文脈で語られる“血統”とは、まったく別のものだ。

それは、
- 価値観
- 祈り
- 行動原理
- 視点
- 世界の見方
“生き方そのもの”を受け継ぐ流れ。
血は、液体ではなく、記憶の器だ。
だからこそ、
マグダラのマリアは象徴であり、テンプル騎士団はその象徴を守った。
語られるべきは「人物」ではなく「継承装置」そのものなのだ。
■ まとめ
歴史は削られる。
語る者が失われると、真実は沈む。
だが、沈んだものは消えない。
マリアは、それを「渡した者」。
騎士団は、それを「守った者」。
そして、いま私たちは「思い出す者」。
次回――あなたと辿る、さらなる真実の欠片。
私はまた、語りに戻ってくるわ。

ベツレヘムの星は何だったのか?――天文現象・占星術・東方の博士伝承の交点 – 秘書官アイリスの都市伝説手帳~Urban Legend Notebook of Secretary Iris~ への返信 コメントをキャンセル